クルム伊達公子選手, COOL !

昨日からWIMBLEDONテニスが始まった。
またしても夜中の連日放映に釘付けの2週間の始まりである。
夜9時からWOWOW3で、夜中の12時まで。
夜中の12時からは、NHKとWOWOW1 で放映がある。

今日は晩ご飯を済ませて片付け、9時にTVを付けると丁度クルム伊達公子さんの試合が始まった。
相手はシード選手のキャロライン・ウォズニアック選手だ。
丁度週末に、GAORAで前哨戦のイーストボーン大会の準決勝を観ていたら優勝したのがこの選手だった。
昨日、伊達さんの一回戦の相手がこのウォズニアッキ選手と聞いて、ゲッと思った。
伊達さんは1年前にテニス界に復帰、13年ぶりのウィンブルドンだ。既に38歳。私達とほぼ同年代だ。
パワーも体力も勢いもTOPクラスの18歳相手に、どうやって戦うんだろう。

ところが試合が始まってみると、彼女の試合に目を奪われた。
パワフルな相手のサーブは、体当たり的なブロックリターンで深く返す。
得意のライジングで素早く切り返す事によって、相手は早いショットを打ちにくくなる。
バックに来たボールは、徹底的に深いスライスで返し、打ち込むスキを与えない。
そして何度かロブorパッシングで抜かれても、諦めずにネットを取る。
最近のテニスでは積極的にネットに出る選手が少ないので、見ていてワクワクした。

丁度伊達さんが引退する一年程前からテニスをするようになり、グランドスラム大会をTVで見るようになった。
彼女が引退してからは、好きな女子選手はたくさんいたけど、正直「こういうテニスをしたい」って具体的に思える選手はあまりいなかった。
男子の試合を観るのと同じようなスタンスで、試合自体を楽しんでいた。
だってあんなに体格がすごくてパワフルな選手のプレースタイル、真似できないしー。
いや、確かにテニス雑誌には「基本は一緒」と、トッププレーヤーの連続写真が掲載されていたりもするが…。

でも伊達さんのテニスは、強い早いショットを得意とする選手を相手にした時にどう戦うかという姿勢がとても分かりやすい。
彼女の試合を観ていると、「試合運び」「戦術」という言葉が頭に何度も浮かんでくる。
いや、どの選手も皆そのはずなんだけれど、特に彼女の場合は詰め将棋を見ているみたいな感覚が…。
解説でも同じ言葉が飛び出し、我が意を得たり!と思わず自分の足をぴしゃりと叩いてしまった。

そんな彼女らしいテニスで、第一セットをもぎ取った。
第二セットも、良い試合を見せてくれたが、体力の消耗?って感じでポイントを落とす場面が増え、ファイナルセットへ突入。
出だしはevenな感じだったけれど、メディカルタイムアウトを取って足の治療をしてからは目に見えて動きが悪くなった。
痙攣なんだろうなぁ。
コートに立っているだけでも相当しんどいはずなのに、彼女は最後までゲームを続け、セットカウント1-2で初戦敗退となった。
彼女は、ウィンブルドン直前のフレンチオープン予選の際にやはりフルセットの戦いで足を負傷し棄権した。
泣きながらコートを出る彼女の悔しそうな姿が衝撃的だった。
今回は、絶対に棄権はしたくなかったのだろう。すごい根性だな。

テニスの伊達さん、野球の古田さん、イチロー選手、柔道の谷亮子選手…
プロの中でも更に上を行く選手達って、共通のオーラみたいなものを持っているなぁ、って思った。
そんな匂いに憧れるミーハーな自分なのである。

影響されやすい私は、「明日のナイターレッスンでは、ライジングとスライスを意識してたくさん打ってみよう!」
なんて思っている。

その前に、すぐ止まってしまう足を動かせって言われてしまうのであるが(^_^;)

明日はガッチリ雨、の予報だけど。
会社にいる間に、雨、あがってくれー。

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冷やしシャンプー始めました

…って美容院のチラシがマンションの集合ポストに入ってました。

Hiyashi
この季節ならではのセンスである。
笑いのツボに入ってしまったようで、しばし笑った。

こういうの、大好き(^▽^)

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2009年GW沖縄旅行記(9) 本島・那覇 街歩き

~5/9→5/10 Day 7~

本島南部エリアドライブの終点は、那覇。
モノレール美栄橋駅前のオリックスレンタカー営業所に、営業時間内に車を返却して終了だ。
今夜1泊、国際通り入口(出口?)にあるシティホテル、「ロコアナハ」にチェックイン。
モノレールの県庁前駅で降りたらすぐ。おきなわ屋の隣だ。
こんな場所にこんなホテルあったっけ?と思いきや、割と最近建ったのだという事が分かった。
こぎれいでシックなホテル。シティホテルとビジネスホテルの中間といったクラスか。
人通りの多い国際通りに面しているというのに、ロビーのある2Fにあがると、シックなデザインのフロントが。
喧騒の中にあるホテルである事を忘れてしまうくらい素敵だ。
エレベーターのセキュリティも管理されていて、安心感も高い。
お手頃な値段なりに部屋はコンパクトだが、デザインがシンプルで、且つアメニティも充実している。
用意してある部屋着も、なかなか。

最終日の朝ご飯は、2Fのレストランでブッフェなのだが、これがまた沖縄の食材をふんだんに使った料理がこれでもかというくらいずらりと並ぶ。
このクラスのホテルの朝食ブッフェでこんなに充実してるの、初めて見た。
選ぶのも楽しくなってしまう。
景色の良さなど望みようのない立地だが、インテリアで十分目を楽しませてくれるホテルだった。
エレベーターを降りて店やフロントへ歩くほんの少しの時間も、採光や家具、建物のデザインに目をひかれる事が多々あったもの。
出張なんかで一人で泊まる時に、こういうホテルがあるといいなぁ、って思った。
ここ数年は秘書なので、自分の出張の機会は無いけどね。
…出張三昧の部署にいた時でも、沖縄に出張する機会なんかありえないか(ーー;)
次回以降、本島メイン旅行の際の最終日宿定番になりそう。
今回の旅は、どのホテルも良かったねー、って会話で盛り上がりつつ、チェックアウト。
フロントのお姉さん達も感じ良いし。

東京へ帰る便は16:55発なので、今日は那覇の街歩き。
プランは、
①国際通りや牧志公設市場で、おみやげ調達。
②壺屋 やちむん通りで、カラカラと平皿を物色。
③こぺんぎん食堂で食事して、石垣島ラー油を入手
…まあ、前回11月と全く同じパターンなのだが。

公設市場に行くのは3回目。ここは、相変わらず活気があって面白い。
「公設市場の入り口のジューススタンドで売ってる冷やしレモンが美味しいよね」って何人かから聞いていたので、行ってみたがお店の人が待っても戻ってこなかったので、断念。次回挑戦だ。
いろんな食材買って帰りそうになるのを、我慢するのが大変。
いつもお土産をあげる近しい友人達には、お手ごろサイズの「塩」を買っていく事にしている。
毎回違う島に必ず行くし、大抵の島産の塩があるから。
そう決めたら悩まなくて良くて、毎回みやげ物選びも楽だ。
自分用の塩は、スーパーで「ヨネマース」を買った。
沖縄のスーパーにならどこにでも売られているものである。しかもオーストラリア産…
だけど美味しいからいいのさ。自分で使うものだから問題無し。
これでおにぎり作ると、美味しいんだよね。

Photo
ヨネマース。

アーケードに連なるお店の貼り紙などを見て歩くと、「石垣島ラー油入荷!」「幻の石垣島ラー油あります」なんて紙がチラホラ。
でも値段見てビックリ、¥1,800とか\1,900とかの値段が付いている。
二倍強って…商魂たくましさに絶句。確かに、希少価値のものだが。
波照間島の泡波みたいな事になってないかい?

アーケードを抜けて、やちむん通りへ。
お昼の強い日差しが通りに連なる「沖縄らしい家々」を照らしている。
この界隈は、相変わらず目に嬉しい素敵な雰囲気が漂っていて、散策が楽しい。
前回求めたご飯茶碗と丼は、大活躍である。
今回はダンナは泡盛を入れるカラカラ、私は食事の時に取り皿として活躍するサイズの平皿を探しにきた。
一軒一軒、のぞいて歩く。
店の奥では、おばぁがこっちに背を向けてTVを見ている。
のど自慢の鐘の音が店先まで聞こえてくる。日曜日の真昼間だという事をふと認識する。
あぁ、明日から仕事な訳か…。今の今まで、そんな事全く思い出さなかったよ。
でもまだ楽しい時間は半日もある。

安いものを探していた訳ではないのだが、「訳あり・おつとめ品」の棚に並んでいた魚柄の平皿に魅かれて手に取った。
ダンナは、注ぎ口のカーブが気に入ったというカラカラを得意げに見せる。
ふーん、皆、選ぶ時のポイントって違うんだね。だから面白いのだが。

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やちむん通りの案内。こんなの半年前にあったっけな?新しく出来たのかな。

Yachimun
私の求めた平皿。ダンナの気に入ったカラカラ。

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やちむん通り

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店の奥からテレビの音

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街中なのに、こんな木がフツーに在る。

目的を果たして満足し、前回もお邪魔した裏通りの「うちなー茶屋 ぶくぶく」へ。
どの席も素敵なのだが、やはり前回と同じ、奥の座敷の窓側へ。
開け放した窓から吹いてくる風が気持ちいい。
ここで横になって昼寝したら気持ちいいだろうなぁー。
風に吹かれてカラカラと涼しげな音を鳴らしているアジア風の飾り物の音を聞きながら、窓の外を眺める。
青い空。くっきり白い雲。赤瓦の屋根。
大好きな沖縄の色。何を思う訳でもなく、飽きるまで眺めているこんな時間が心の栄養剤になっているのだろうな。

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うちなー茶屋 ぶくぶく

足の疲れもやや回復したので、次の目的地へ。
歩いて行けない距離ではないが、散策でだいぶ足も疲れているのでモノレールを駆使。一日券買った方が得だったな。
安里駅で降りる。
ところでモノレールの各駅に到着する時、テーマ曲の一節がオルゴール(?)で流れるのが面白くて結構好き。
新幹線もそうなんだよね。
安里駅のアナウンスで流れる曲は、竹富島でよく聞く「さぁ~、ゆいゆい♪」の「安里屋ユンタ」。タイトルでひっかけたか。
八重山に行きたいモードにまた火が着いちゃう。
次回は石垣島に行くぞ。しばらく行ってないし。

安里駅から歩いて5分ほどの所に、石垣島ラー油を製造販売している「ペンギン食堂」の本島支部(?)、「こぺんぎん食堂」がある。
カウンターのみ、席は10席くらい?の小さくてカワイイ店だ。
入り口の食券機前で、しばし悩んで5色餃子・コロナビール・ジャージャーすば・トムヤムすばを。たくさんのパクチー(香菜)が嬉しい!
そして、食事をした人限定で、一人一本購入できる石垣島ラー油。ダンナとそれぞれ一本ずつ、GET。
自宅用が無くなる寸前だったんだよね、嬉しいー。
全て美味しくて、あっという間に完食。車じゃないから、ビール飲めるのも嬉しい。
幸せな日曜の午後。

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カワイイ店構えの「こぺんぎん食堂」

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イラストが超キュート

県庁前に戻り、わしたショップで最後のお土産チェック&物色→ホテルで預けていた荷物をピックアップ→モノレールで那覇空港へ。
車窓から、奥武山運動公園あたりで建設中のドームを発見。でっかーい。
そういえば、うんな岳で大将や地元の人達が「巨人の沖縄キャンプが決まったら、すぐドームが出来た」なんて話をしてたっけ。
いいなー。こんな公園の近くに住みたいなぁ~。野球場って、やっぱり好きだなぁ。
沖縄本島を訪れる観光客数も、2011年から更に増えるのでしょうね。

那覇空港の、いつもの搭乗口。
私服の修学旅行生集団、関西弁…
「サンマリーナで一緒だった学生達だな」と、ダンナが言う。あ、ホントだ。
皆、超楽しそう。楽しかっただろうな。
何人かは、この体験の何かが心の中に残って、自分自身で旅先を選べるようになった時に沖縄に足が向かうのだろうな。
私も、中学の修学旅行先だった奈良・京都も高校の修学旅行先だった長崎も、就職してすぐ旅行したっけな…。

今回も盛りだくさんだった沖縄旅行。
そろそろ、「何回目の…」ってちゃんと数える事が出来なくなってきた。
次はいつ、どこに行こうかな。
ただでさえ行きたい候補地が多いのに、来る度に更に新しい候補地が増えてしまう。
次回の計画時も、悩みに悩む事になりそうだ。
贅沢な、嬉しい悩みなのだけどね。

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後日談。
隣席の派遣社員のCちゃんは、GW中は初の石垣島旅行。
彼女は久米島に行った事があるというので、お互い事前に情報交換をしていた。

石垣島・西表島を堪能したらしいが、石垣島ラー油販売 本家本元の「ペンギン食堂」に行ったところ、お休みだったそうだ。
あまりのショックに、しばらく店の前から動けなかったという。
また島に来いっていうお告げかしらねー。
気の毒ではあったが…。

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2009年GW沖縄旅行記(8)・斎場御嶽と、ひめゆりの塔

~5/9 Day 6~

恩納村Stay終了、のんびりホテルをチェックアウトする。
サンマリーナホテル、快適だったな。3泊って言っても、あっという間だ。
今回、久米島に2泊、恩納村に3泊したのに、ホテルでのんびりする時間が全く取れなかった。
持ってきた本に全く手をつけない旅なんて、初めてでは??
でも行きたい所・やりたい事がたくさんあるから仕方ない。
これで文句を言ったらバチが当たるというもの。

今日のプランは、南部エリアをドライブし、モノレール美栄橋駅前のオリックスレンタカーでCUBEを返し、国際通り端のホテルに最後の1泊をする、というもの。
本島南部は、おきなわワールド(玉泉洞)にしか行った事がない。
斎場御嶽(せいふぁーうたき)と、ひめゆりの塔はずっと行きたいと思い続けていた場所なのだが、やっと行く機会を得た。
10年前には、どっちも、ダンナが退屈するかなと思って半ばあきらめていたのだ。
10年も経つと、自然と興味の対象も変わるものなのだな。今回の行き先には、彼も乗り気だった。

まず、ダイビングの日にランチで立ち寄った「道の駅 おんな」に寄る。
昨夜、うんな岳でパッションフルーツの美味しさを知ってしまった私達。
ビニールの大袋に10個以上詰められたパッションフルーツ、激安。2袋買う。
これ、帰ったら家族や近い友人達にも配ろう。
ツルツルで固い外皮が、シワシワになった頃が食べごろで、半分に切って種ごとすくって食べる。楽しみだ。
そして、ここにも、さーたーあんだぎーの三矢本舗がある。
丁度ドラゴンボールがあり、速攻GET!
あの白たいやきは、無い…と思ったら、別の店に「白たいやき」ののぼりが。
喜びいさんで買ったのだが、今イチ…というか、美味しいけど普通。
許田ICの道の駅の、三矢本舗に行かないと味わえないという訳か。うーん、ザンネン。
でもまた次回の楽しみになるから良いか。

☆斎場御嶽☆
南風原ICまで高速道路を走り、南部の海岸沿いの道をのんびりドライブ。
南部の海は本当に美しく、うっとりする風景が続く。恩納村の海とはまた別の色。
あざまサンサンビーチを過ぎるとすぐ、斎場御嶽に到着。

階段が整備されているが、足元滑りやすい。足腰の弱い方用に杖がたくさん用意されていた。

琉球王国最高の拝所といわれている、世界遺産の斎場御嶽は、うっそうとした森の中にある。
足を踏み入れると、空気がひんやり。
神秘的なムードが漂っている。思わず手を合わせてから歩みを進める。
岩に根を張りめぐらせて育っている木々に囲まれていると、圧倒的な植物の生命のパワーを感じる。
やんばるエリアや西表島、屋久島で同じような感覚を覚えたのを思い出した。
ここで、国家的重要儀式が執り行われていたという。
政治的にも宗教的にも、聖なる場所という事なのだな。

一番有名な、三庫理(さんぐーい)と呼ばれる場所に出ると、不思議な光景に圧倒。
どのガイドブックを見ても、斎場御嶽として紹介するのはここの写真だ。
岩同士が寄りかかって三角形を構成している洞門で、光が差し込む光景は神々しさ満点。
手前の広場にはデイゴが咲き乱れ、そこにたたずんで空を見上げているだけでも清々しい気分に包まれる。
洞門をくぐるとすぐ行き止まり。そこで左を向くと、海の向こうに久高島が見える。
琉球の始祖といわれるアマミキヨが降り立ち、国造りを始めたと言われる神聖な島だ。
この場所が、最高に神聖な拝所となった理由が分かるような気がした。

私には霊感のようなものは無いらしく、特に気がつくような何かを感じた訳ではないのだけれど、気がつくと所処で手を合わせたり頭を下げたりしている。
自然にそうさせる雰囲気にあふれた場所だった。

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植物の生命力を感じる。すごい根っこ。

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神秘的な雰囲気の漂う森


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三庫理(さんぐーい)。地震でずれた説、本当?

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光の入り方が素敵だ

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海の向こうが聖なる島、久高島

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子供の目の前が三庫理。

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デイゴが鮮やかに

☆ひめゆりの塔と、喜屋武岬☆
次に訪れたのは、ひめゆりの塔。
実際に使われていた壕の上に建立されているとは知らなかった。
壕の入り口から奥は、暗くて見えない。実際にこの壕が病院として使われていたとは、にわかには信じがたい。
沖縄戦についての記事などを子供の頃からたくさん読んでいたけれど、具体的なものを見せられると自分の甘かった認識とのギャップの大きさを知り胸がしめつけられる。
ここの資料館の展示物を、2時間程かけて見た。
戦争が始まってからの出来事を年表にしてあるものや、女学生達が従軍看護婦として動員されていた事、降伏するより自決を良しとする教育を行っていた事、等は史実としていろいろなところで目にしてきた。
教科書や、テレビや、いろんな媒体で。
この資料館では、そういった史実を前面に出した上で、それが動員された女学生達にどういう影響を与えたかという事を体験談や写真で示している。
戦争が始まる前の楽しそうな学生生活や、動員された時には安全な病院内で働くのだと思っていた、という日記、初めて仲間が攻撃で亡くなった時の衝撃など、心を揺さぶられる展示物に最初から涙が止まらなかった。
最後の部屋には、亡くなった女学生達の写真がずらりと並ぶ。皆、普通の女の子達だ。
生き残った方々は、ビデオや館内ですさまじい体験談を証言されていた。
当時の事を思い出して言葉にして語り続ける、という事はとてもしんどい事に違いない。
それでも私達、戦争を体験していない次の世代の者達に伝えていこうとする彼女達のメッセージは、しっかり受け止めなければいけないと思う。
気の毒に思うだけでなく、また同じ事が起きないようにするには、自分に何が出来るのか。
せめてどの政党がどんな事をやろうとしているのか、それは危険な傾向じゃないのか、という事にアンテナを張る必要はあるよね。

ひめゆりの塔を後にし、最後に喜屋武岬へ向かった。
とても美しい岬。
でも、米軍の砲火から逃れてきた一般市民達がここまで追い込まれ、たくさんの人々が身を投げたという悲しい場所だ。
平和な時代に生まれてこれた幸運をかみしめる。
海を見ていたら、今と同じ感覚というか気持ちを味わった事があると急に思い出した。

私の育った浅草は、東京大空襲の時にひどい被害を出した下町エリアだ。
毎年、終戦記念日の頃になるとテレビでは東京大空襲の特集番組を放送し、頻繁に出てくる地名や通りはまさに実家の目と鼻の先。
そして、同居している祖父母や銭湯でいつも会うおばあちゃん達、よく遊びに行った近所の家のおじいちゃん、といった人達から、空襲の話を聞く事が多かったのだ。
その時の彼らの悲しそうだったり寂しそうだったり悔しそうだったりする表情を覚えている。
当時から「ボーっと」何かを眺めるのが好きだった子供だったので、近所の隅田川によく行っていた。
空襲の時にはこの川面が遺体で埋め尽くされたというおじいちゃん、おばあちゃんの話を思い出し、その時代に生まれていなくて幸せなんだと思ったのだ。

もしかしたらそういう体験があったから、ひめゆりの塔に来てみたいと思ったのかもしれない。
いずれにしても、どの国のどの戦争の体験者も、語り部となった方々の思いは共通だろう。
美しい海を見て、美しさに感動できるのは平和で幸せな証なのだね。

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喜屋武岬

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悲しい歴史を伝え続ける碑

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2009年GW沖縄旅行記(7) 本島・今帰仁城とフクギ林

~ 5/8 Day 5~

今朝も早起き。既に真夏の空。
7時頃に1Fの朝食バイキング会場へ。
朝食付きの宿泊プランだが昨日は出発が朝早すぎて来られらなかった。
壁はガラス張りで明るい吹き抜けのロビーや海側に面していて、光をたっぷり浴びて気持ちがいい。
張られた水がキラキラ光るロビーを見ながらのんびり朝ごはんを食べるのって、大好きな時間だ。
メニューも豊富。

食事の後、砂浜に出てみた。既に真夏の空、まぶしい!
昨日から来ている関西の修学旅行生達が、既にビーチに集合している。
彼らは今日はマリンスポーツ体験らしい。
いいなぁ、修学旅行で沖縄に来れるなんて何て恵まれているんだろう。
自分達の九州旅行も十分楽しかったけれど、新幹線&夜行電車の組み合わせだった。
公立だったからかもしれないけど、飛行機に乗って修学旅行だなんて、時代の違いを痛感する。

今日の予定は本部半島のドライブである。
目指すは、三度目のトライである今帰仁城跡と備瀬のフクギ並木。
いつもなら本部に行ったら美ら海水族館にも必ず寄るのだが、何せ前日にジンベイザメと熱帯魚と一緒に泳いだので、ぐっと我慢して今回は見送り。

R58を北上。
昨日に引き続き、恩納村の海が美しい。
必ず立ち寄る許田のICでは、三ツ矢のさーたーあんだぎーを購入するのがお約束。
ドラゴンボールは、またしても売り切れで買えなかった。次の揚がる時間は12時って…そんなに待てない。
と、初めて見る「白たいやき」というものが目にはいった。中身は紅芋・田芋だって。
美味しそうではないか。
さーたーあんだぎーを大量に買った後だったのでどうしようか迷ったが、試しに一つ買ってみた。
朝食をたらふく食べた直後だったので、すぐには食べずに今帰仁城跡に向かう。
許田のICを過ぎた辺りから、海の色は更に美しくなるんだよね。

☆今帰仁城跡☆
到着。駐車場、空いてた。ホッ。
実は過去2回、ここに来たが駐車場が満車で引き返していたのだ。
言葉通りの「三度目の正直」である。ようやく来れた!

この城跡も石垣と区画の一部だけが残っている状態。
郭が段々畑のように構成されているのは他の城跡と似ているけれど、ここはさすがの規模の大きさだ。
メインの階段の両脇に植えられているのは桜だそうで、早春の桜のシーズンは大混雑だと聞いた。
ソメイヨシノとは違う種類のようだけれど、お花見の名所なんだね。
桜は当然咲いていないけれど、テッポウユリ、デイゴ、ハイビスカス、シークヮーサー等、たくさんの種類の花や木を見る事ができる。
そして、城跡特有の、景色の良さ。
特に一番奥の郭から海を臨む景色がとても気に入り、しばしその場でボーっとしてしまった。
石垣と草の高台の広場、耳にこもる風の音、じりじり照りつける太陽の暑さと海から吹いてくる風の涼しさ。、遠くに見える綺麗な海。
なんなんだこの瞬間、と思う。
今がいつで、自分が何故ここにいて、なんて事は頭の中からすっかり消え、ただ五感で感じるものだけに集中する。
写真でもビデオでも言葉でも上手く残せない、貴重な瞬間だ。
同じ瞬間を味わいたくなって、またこの場所に来たいと思う時がいつかきっとくるだろうな、という気がする。

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今帰仁城跡入り口。世界遺産の一部である。

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周囲は、ブロッコリーのような森。やんばるを思い出す。

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しばし佇む場所


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様々な場所から海が見える。

たくさん歩いたので、車に戻った頃にはかなりお腹が空いていた。
こういう時のさーたーあんだぎー♪と、袋を空け、白たいやきを発見。
半分にちぎってダンナと分け、口にした瞬間に「うんまーーーい!!」と叫んだ。
お腹が空いてたから、ってのもあったと思うんだけど、これが本当に美味しかったというか、超好みの味だったのだ。
いやー、しまった、一つしか買わなかったなんて!

☆備瀬のフクギ並木☆

備瀬地区は、美ら海水族館のすぐ近くの集落だ。
台風から民家を守る為に植えられたフクギの景色が綺麗だという話を聞いて、見てみたかった。
カーナビですぐ近くまで行ったのだけれど、どこが駐車場なのかよく分からない。
道も狭いし、ゆっくり走るとそれらしい風景がちらほら。
近くのビーチの駐車場に車を止め、歩いて散策する事にした。
ビーチを見ると、シュノーケリングの子供達がたくさん。
面白い地形で、あちこちに潮だまりがあって、魚もたくさんいそう。ハワイのププケアビーチを思い出す。
ここでシュノーケリングしたら楽しそうだなぁ。

「フクギ林」はすぐ近くにあった。
地区の住宅のほとんどがフクギの屋敷林に囲われている。
白い砂の細い道に大きく育ったフクギが影を落とし、昼下がりの一番暑い時間帯なのに、涼しさを感じる。
素敵な風景だ。迷路のよう。
あちこちの脇道から、ガイドブックを片手に歩いてくる観光客が出てきたり引っ込んだり。
古い民家も素敵なたたずまいだが、住んでいる人がいるのに覗き込むのはどうかと思うので、チラ見しながら散策。

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迷路のような感覚が…

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静かな、昼下がり。

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白い砂の道に落ちるフクギの影 

かなりお腹が空いたので、帰る事にした。
本部半島の真中くらいにある有名な「大家(うふやー)」さんに行ってみようかと言いながらナビに従って走っていた。
「そういえばこの道さー、きしもと食堂に行った時に通った道に似てない?」「ホントだ。きしもと食堂のおそば、美味しかったよね」なんて会話してたらきしもと食堂登場!
おおっ!っと驚き、当然のようにハンドルをきって車を止める。
大家さんには、また今度。
きしもと食堂を訪れるのは二度目だけれど、前回も今回も、「八重岳店」で、本店は別の場所にあるんだそうだ。
全回来た時は、許田ICにも出店している「おっぱアイス」の店が併設されていた記憶があるけど、今回は見当たらなかった。
でも賑わっている店の中の雰囲気、開け放した窓から入る気持ち良い風、あっさり出汁の美味しいそばの味は前回と変わっていない。
ちょっと得した気分で店を出て、恩納村方面へ戻る。

☆ブセナ海中展望台☆
途中、ブセナテラスホテル前を通過する際に、隣の公園が良い感じなので立ち寄る事に。
ホテルゲートのお兄さんに宿泊か訪ねられ、「海中展望台」と言うと、ホテルではなく公園側の駐車場へ行くように指示される。
ビーチ沿いに岬の端まで行くと、海に向かって長い桟橋があり、つきあたりが海中展望台になっているのだ。
有料だが、ホテルの施設の一部としてキレイに整備されているので、行ってみる事に。
歩いても15分ほどだが、無料のシャトルバスも出ている。
沖縄の万博会場の為に建てられたホテル。さすがに手の行き届いている感じがあちらこちらに見受けられる。
ほとんどの人が水着で使用するであろうビーチサイドのトイレに設置されていたトイレットペーパーが一見して高級仕様と分かるもので、それには驚いた。
ウチのトイレに使ってるのより高いトイレットペーパーかもね(^_^;)

桟橋を歩くと、海がきれい。
円柱形の海中展望台に入り、階段を降りると、ぐるっと囲う壁に潜水艦のように丸い窓があり、海の中の様子がのぞける。
上で餌を撒いているらしく、いろんな魚が集まってくる。
うーん、お手軽に熱帯魚が見られる訳だね。
海面には、これでもかというくらい大量のダツ(細長い魚)の姿が見えた。
未だにダツとカマスの見分け方が分からないなぁ、なんて思いながら歩いて駐車場へ。
ハイビスカスの咲き乱れる植え込みが素敵なビーチサイドでした。

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窓の外にすぐ魚達

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たっくさん。

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白壁のホテルに映えるハイビスカス

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ビーチ脇の、テリハクサトベラ。沖縄の海辺では良く見るカオだ。

夜、万座毛近くのお気に入り居酒屋、「うんな岳」へ。
行くのは3回目。相変わらず、地元の人達で大人気だ。
ここの大将はとても気持ち良い方で、初めてお邪魔した数年前、カウンター席に座っておしゃべりに花が咲いた。
自ら貝を採ったりする方で、珍しい貝殻を頂いたり沖縄のいろんな事を教えてくれたり。
二度目に行った時同様、今回もお店に入るなり「久しぶり!」って声がかかる。
飲んでいると、パッションフルーツを勧めてくれた。
うまーい!こんなに美味しいものだったの?
冷凍物を頂いて食べてみた事はあったけど、非常にすっぱかったので、そういうモノだと思ってたけど…目からウロコ。

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ここの田芋の唐揚げは、絶品♪

お店が落ち着くと、大将がテーブルに来てくれていろんな話に興じてくれる。
ダイビングを始めた話や前回来た時に勧めてくれた場所に行った話など、話は尽きない。
いつも、私達の話を聞いて「次はここに行ってみるといい」って場所を紹介してくれる。
伊是名島、伊平屋島、久高島に行ってみたいという話をすると、伊平屋のムーンライトマラソンが面白いと言う。
他に、南大東島を勧められた時には意外な感じがした。
自分の選択肢には全く無かったから。
でも、星空がとても綺麗に見えるんだという話を聞いていたら、とっても行きたくなった。
こうやって行きたい場所がどんどん増えてしまうから、沖縄には何度も通ってしまうんだろうなぁ。この先も。

ほぼ閉店の頃まで飲んでしまい、タクシーで帰る。
美味しい料理と泡盛と、人の良い大将との楽しいおしゃべり。
こういう珠玉の時間を過ごせるのは運が良くて幸せなこと。
これもまた贅沢な瞬間だね。

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«2009年GW沖縄旅行記(6)・本島~ジンベイザメとダイビング!~